境界線をひいて、場を仕切る

対象シーン

    広い会場を使うとき

    会場をいくつかのエリアに分けたいとき

対象年齢

    全年齢

実施費用

    数千円~2万円程

 

道路の白線、カーペット、タイル、畳、玄関の高低差。

私達は日々、境界線に囲まれて生きています。

当たり前のようで、意識しないと気付かないのが境界線です。

そんな境界線は、ワークショップでも効果的に使えば、限られたスペースに意味を与えることができます。

たとえば、色や素材を変えるだけで、通路とワークスペースを無意識に分断できます。

下の画像では、畳と赤いカーペットタイルを使い分けることで、見事に参加者に境界線を提示できています。なんと、参加者の中にはわざわざ畳の縁をつま先立ちしてまで、赤いタイルを踏まないようにしている人までいました。

おそるべし、境界線の力。

 

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床に座るような会場設計を行った場合に、特に境界線が威力を発揮します。

下記画像の赤いタイル部分のように、参加者に座らずに空けておいてほしいスペースを確保したり、団欒スペースを設けることもできます。

なお、この場合にはそこにビーズクッションとツタを配置することで、更に特別なゾーンを演出することができました。

 

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広い空間や、数日間に渡って同じ会場を使うようなワークショップを開催する場合には、是非上手に境界線を利用して、あらゆる「仕切り」を行ってみてください。